2018年6月17日(日曜)15:00 キックオフ
第24回 関東クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1回戦
横浜F・マリノスJY追浜 2-2(PK.5-4) 柏レイソルA.A.TOR’82
会場:日産自動車追浜総合グラウンド
横浜F・マリノスジュニアユース追浜
スタメン
GK 1 木村 凌也 3年
DF 2 秦 英志 3年
DF 3 米山 悠葵 3年
DF 14 小野 希龍 3年
DF 23 義澤 侑樹 2年
MF 4 馬場 拓己 3年
MF 6 阿部 慈 3年
MF 15 鈴木 蓮太朗 3年
FW 11 大貫 裕斗 3年
FW 17 今西 正之輔 3年
FW 20 德田 凌真 3年
ベンチ
不明
交代
49分:大貫裕斗(11)→小松幹汰(9)
49分:鈴木蓮太朗(15)→角田惠風(5)
50分:小野希龍(14)→相徳青伊(22)
54分:今西正之輔(17)→植木颯(7)
69分:秦英志(2)→出田海瀬(19)
柏レイソルA.A.TOR’82
スタメン
ベンチ
不明
交代
HT:(12)→(11)
76分:(38)→(25)
83分:(6)→(2)
得点
13分 [0-1] (6)
15分 [1-1] 德田凌真
48分 [1-2] (51)
84分 [2-2] 植木颯
PK戦
(39) | (8) | (28) | (18) | (51) | (25) | |
柏レイソルA.A.TOR’82 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ |
横浜F・マリノスJY追浜 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
角田 惠風 | 出田 海瀬 | 馬場 拓己 | 相徳 青伊 | 阿部 慈 | 德田 凌真 |
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雑感
マリノスJYの試合が終わり、暫しの休憩を挟んだら、続いてはマリノスJY追浜の登場だが今季、初見になります。
昨年は数回見たがあまり良い印象はなく、結果的に降格を味わい今季は関東リーグの2部に所属している。
そして戦績表に目をやれば、3勝10敗の最下位とお世辞にも良い状況ではないようで、このままでは今季も降格してしまう…
そのために最近は、これまでの阿井さんから代わって奈良さんが指揮を執っている。
対する柏レイソルA.A.TOR’82は、今季千葉県の1部リーグに所属している。
試合が始まってみると、丁寧にパスを繋ぎながら攻めるスタイルはこの年代、このチームにも浸透していて、さすがレイソルと言わざるおえない。
一方のマリノスJY追浜はどうかと言ったら…
選手個々では一生懸命にプレーしているが、どう頑張っていいのかが共有できてなく、私の勉強不足なのか何がしたいのか分からない。
先程のマリノスJYが不揃いのピースが上手くかみ合って1つの絵を描いているパズルなら、マリノスJY追浜はチームと言う名の箱の中に不揃いのピースが入っているだけのいったところか。
シーズン途中で監督交代という点では指導者の力量不足かもしれない。
が、方向性という点から考えれば1指導者の責任ではなく、クラブとしてこの年代ではこういう事をさせて育成を図るとかが大雑把な故に同年代の2チームが同じ「マリノス」なのか疑問を持ってしまう。
何が良いか悪いかなどは個人の見解や趣味趣向によって変わってくるが、この点ではレイソルとの違いを見た。
話を試合に戻し、、、マリノスJY追浜としては試合開始は劣勢に回る展開が続きあっけなく先制されたと思ったが、直後にロングボールから裏に抜け出したFW德田凌真が決めて直ぐに同点に。
レイソルとしては振り出しに戻っただけとばかりにバタつかず、引き続き丁寧にボールを回してくるが、DF陣の踏ん張りもあって前半は1-1のまま後半に。
後半8分に再びリードするレイソルだが、暑さの影響からか徐々に運動量が落ちてくる。
ピッチ脇で観戦していたが、私の目の前を右往左往する線審の水を飲む時間の間隔も短くなっていくが、マリノスのほうの水ばかり飲むのはどうなのか、と…
マリノスJY追浜としてはそこに活路を見出そうと立て続けにフレッシュな選手を入れて巻き返しを図り、時間の経過とともに徐々にサイド攻撃を軸にしたマリノスJY追浜のボール保持率が高くなっていく。
追いすがるマリノスの足音が大きくなるにつれ、逃げるレイソルとしてはあと5分、あと3分、そしてロスタイム4分と時間が長く感じたことだろう。
主審は度々時計に目をやってるし、そろそろ終わるからの思った矢先に左サイドからのクロスが上がる。
そして、中央でDFのマークを引き付けて潰れるのを尻目にファーサイドで合わせたのは途中出場のNo.7植木颯。
PK戦は運と表現する者もいるかもしれないが、その運を手繰り寄せたのは何だったのかは分からない。
最後まで諦めずにと言えばそうだが、リーグ戦ではなく一発勝負のトーナメントだからこそ為せることもあるだろう。
負ければ終わりなだけに勝ったことでしか得られないものもあるならば、内容的には良くとも反省点をどう評価して次に活かすのかは、勝者にしか出来ない特権である。