<横浜F・マリノスのスタメン>
------岩城大助(9)--本山鐘現(12)-----
---塚田裕介(8)--------堀研太(7)---
-----山田康太(10)---藤田一途(4)-----
澤田章吾(5)-西山大雅(6)-柳知廈(3)-松井康輔(2)
-----------荒貴史(20)--------
<交代>
23分:荒貴史(20)→中村涼(1)
HT :中村涼(1)→鈴木涼汰(41)
HT :藤田一途(4)→土佐陸翼(19)
68分:澤田章吾(5)→藤田一途(4)
68分:岩城大助(9)→棚橋尭士(26)
68分:本山鐘現(12)→椿直起(24)
68分:鈴木涼汰(41)→吉嵜勝哉(16)
<横浜F・マリノス、最終形態>
------塚田裕介(8)--棚橋尭士(26)-----
--椿直起(24)-----------堀研太(7)--
-----山田康太(10)---土佐陸翼(19)----
藤田一途(4)-西山大雅(6)-柳知廈(3)-松井康輔(2)
----------吉嵜勝哉(16)--------
<アビスパ福岡のスタメン>
--(11)-(14)--
-(15)---(9)--
--(10)-(8)---
(6)-(4)-(3)-(19)
----(16)----
<交代>
52分:(11)→(2)
<得点>
37分 [1-0] 柳知廈
57分 [1-1] (14)
61分 [1-2] (4)
83分 [2-2] 土佐陸翼
87分 [3-2] 山田康太
91分 [4-2] 堀研太
<雑感>
冷たい雨が降り続け、3月下旬だと言うのにまるで冬に逆戻りしたと思うくらいの寒さであり、アップを終えた選手達からは着替える際、身体から蒸気が出ているほどだった。
本日の練習試合の相手はアビスパ福岡U-18だが、監督を務めるのは2005~14年までマリノスで育成コーチをしていた小倉裕介氏。
試合は、前半からほぼアビスパ陣地での展開が続き、手元のメモを見てもシュート数が9対0となっていることからも分かるようにワンサイドゲームと言えるのではないか。
だが、アビスパは前線からのプレスを仕掛けることは無く、奪われたら全体的に1度引き、ブロック形成した上で守備をしていたためマリノスとしては崩しきれず中々思うように得点できなかったが37分、CK後そのまま前線に残っていたジハが右クロスに頭で合わせて先制する。
前半のうちに何とか先取点が取れて良かった。
後半、前への圧力を強めたアビスパに対して受けに回ったわけではないが、CKもそうだがちょっとした隙を突かれて立て続けに失点して逆転されることに。
この辺りからだろう。
相手は元マリノスの指導者、云わば同僚である。負けるわけにはいかない。
気が付いたらそれまで座っていた西谷さんが立って指示するようになり(予定していたとは言え)選手交代で前線の活性化を図る。
最後の部分での冷静さに欠ける時も見受けられたが、左右に揺さぶりを掛けながら相手を捻じ伏せるべく何度も仕掛け続け、83分に左からのクロスに手前で誰かがつぶれ、流れてきたボールに対し前線まで駆け上がってきた陸翼がスライディング気味のシュートで同点。
続く87分、CK後に左からの早めのクロスに前線で残っていたジハが競り勝って頭で落とし、そこに康太が走り込んで右足を振りぬき逆転。
最後はCK付近でのスローイン後、尭士がゴールラインに沿ってドリブルしてエリア内に侵入しDFやGKを引き付けたところでパスを出して、ホリケンが中央で合わすだけという得点をし、直後に試合終了の笛が鳴る。
小倉さんの守備への拘りを垣間見れアビスパのしたたかさには好感が持てたし、道は違えど元マリノスの指導者であるわけだから元気な姿をまたいつか見たく対戦したいと思った。